自己校正型直流・交流高精度分圧器(開発中)

定格電圧 DC1200V AC1200V(40Hz〜1kHz)

最大短時間印可電圧  DC2kVpk(1分以下)

分圧比 1000kΩ/10kΩ

基準出力 10kΩ(基準10V) 電圧計入力抵抗200GΩ以上が必要(0.05ppm以下の影響)

測定入力抵抗値 1000kΩ(基準1000V)ただし、ガード抵抗が10MΩあり、並列に入ります。

測定入力電流 分圧器主抵抗分 電圧/1000kΩ=?+ガード抵抗分 電圧/10MΩ=?
          参考例。1000V入力時1.1mA
          1000V/1000kΩ=1mA+1000V/10MΩ=0.1mA

分圧確度・・・・・この分圧器自体の安定度は直流で±0.2ppm程度あります。
       基準10kΩとの比較精度(0.2〜0.8ppm)によって±0.4ppm〜±1ppm
       (直流1200V以下・校正温度±1℃)
       参考値±0.1%(交流1200V以下・校正温度±10℃)

分圧温度係数 絶対値±0.5ppm/℃ 相対値±0.1ppm/℃(20℃〜26℃)

分圧電力係数 ±0.05ppm/mW (1000V時10mW)・・・・・相対的に無視出来ます

分圧電圧係数 抵抗器1個あたり±0.1ppm/V(1V〜10V)・・・・・相対的に無視出来ます

分圧用内部抵抗器 MB型モールド金属箔抵抗器(10KΩ×100個 0.5W)

基準出力抵抗器 同上の金属箔抵抗器(10kΩ 温度係数は全体の平均値と同じ物を使用)

@任意の分圧電圧に対して、内部抵抗器は分圧時にかかる電圧と同じ電圧ですべて
 の抵抗を個別に校正することと、温度係数を基準と全体の平均値と同じ物を使用
 するで、分圧比の電圧係数/電力係数/温度係数/その他誤差が
 ほぼ無い自己校正型の直流・交流高精度分圧器です。
 ガード機能を使用することで見かけ上の絶縁抵抗値を0.1TΩ以上から100TΩ
 以上にすることで、分圧器内部の各場所の絶縁抵抗による追加誤差を0.01ppm
 以下にしています。


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